いっしょに

笑おう、話そう。

みんなが自分らしくいられるように

ふたばが子どもたちに伝えたいこと

自分で決めていいよ

心もからだもあなたのもの。
したいこと、したくないこと、
小さなことでも自分で決めるってすてきなこと。
私たちはあなたが決めたことを応援します。

将来のことはわからない

未来への道ははじまったばかり。
ワクワクも絶望もあるかも。
でも、はじめからダメだと
決めつけないでほしい。
将来のことを考えるお手伝いが
出来たら私たちはうれしい。

自分を大切にしてね

あなたはとても大切な存在。
自分を傷つけない。他の人を傷つけない。
大切なものを傷つけない。
あなたが安心できる安全な場所を
一緒にさがしたい。

ひとりじゃないことを知っていてね

あなたはひとりじゃないよ。
困ったときは「困っている」と
言ってだいじょうぶ。
よかったら私たちに
あなたの声をきかせてほしい。
いつ・どこで・だれに・どんな話を
するかは自分できめていいんだよ。

ふたばの学習会では

01

自学する

個々の勉強の目標を一緒に考え、子どもたち自身が学習計画を立てて学べるよう手助けをします。
気持ちを落ち着けて学べる場所を提供します。

02

対話する

向き合って話を聴いてくれる人がいることは信頼を育むことにつながります。
どんな小さなことでも安心して話せる、相談できる環境を作ります。

03

体験する

自分が知る世界がすべてではなく、この世界はもっと広いことを知ってほしい。
そのために家族や学校を飛び出した出会いや、社会体験の機会を作ります。

ふたばは子どもたちの声を

全力で聴きたい

思っています

生まれ育った環境や家族の収入によって生じる様々な格差。
私たちは生まれる場所を自分で選ぶことはできません。
子どもたち一人一人が自分に必要な力を身につけ、
一つ一つ未来を選択して生きていってほしいから、
私たちふたばは、福祉と教育の両面から子どもたちをサポートしていきます。
子どもたちが安心して過ごせる安全な場所を提供し、子どもたちの選択に耳を傾け、
様々なことを共に体験し、地域にも貢献できるコミュニティーを作りたい。
子どもたちの希望は、私たちにとっての希望でもあります。

ふたばの活動内容

ふたばの主な活動

01

令和元年度より、岩手県が実施する「子ども学習・生活支援事業」を受託。岩手県内5町(紫波・矢巾雫石・岩手・葛巻町)で年間180回以上の学習会を実施。

02

令和3年度より「盛岡市子ども未来基金」の助成を受け、盛岡市内2カ所で学習会「宿題カフェ」を実施。

03

令和5年度より「盛岡市子ども未来基金」の助成を受け、盛岡市内の児童養護施設等で学習会「訪問カフェ」を実施。

04

盛岡市内と近郊の団体と連携し、フードパントリー、子ども食堂等を年に数回実施。食品だけでなく女性用品の提供や、子どもたちと調理活動を行っています。

05

「社会見学」として盛岡市内の企業を訪問。働くってどんなこと?を子どもたちと一緒に考えています。

これまでの活動

2022年度〜

  • フードパントリー
  • 女性用品の配布
  • クリスマスケーキをホールでプレゼント
  • さっこらーにんぐ おにぎり調理 自分たちでご飯を炊いて握ってみた
  • 紫波町coレストランとのコラボで子ども食堂実施
  • 久慈設計様よりいただいた寄付金で「福田パンの日」実施
  • 名取さんの野菜

2023年度

  • いわて生協様より寄付していただいた食品でフードパントリー実施(2回)
  • 児童養護施設で宿題やテスト勉強のお手伝い「出張カフェ」実施
  • 宿題カフェでカフェメニューの調理体験実施
  • ゲストによる絵本の読み聞かせとワークショップ
  • 葛巻町で中3生を対象にオープン模試実施
  • 社内「アドボカシー研究会」スタート

誰でも参加できる放課後の居場所

宿題カフェ

だれでも都合の良い時に参加できる学習会。
宿題など勉強道具などを持参してください。
落ち着いて勉強できるよう、大学生サポーターがお手伝い。
お話ししたり、ゲームをしたり、イベントもあります。

対象

小学4年生から高校3年生まで

会場

いわて生協ベルフ松園・集会室
岩手県盛岡市松園3丁目18−20 

開催日

土曜日 13:00~15:00(第1土曜はお休み)

参加費

無料

申込方法

直接会場に来て下さい。
または下記の参加申込フォームからお申込みください。

宿題カフェの参加を申し込む

ふたば日記

2024.04

カフェメニュー調理

いわて生協ベルフ松園で行っている「宿題カフェ」では、毎月最終日に子どもたちが選んだカフェメニューを一緒に作っています。これまで、クレープやパンケーキ・ホットケーキなどに挑戦。どれもとても美味しかったです。予算内での買い物も体験しています。

2024.04

出張カフェ

盛岡市内の児童養護施設を訪れ、子どもたちの夏休みの宿題をサポートする「出張カフェ」を実施。
3日間で学生7人、小学生から高校3年生まで18人の子どもたちが参加。勉強だけでなく、ハンカチ落としや紙ひこうき飛ばしをして楽しい学習会になりました。

2024.04

葛巻町オープン模試

葛巻町の中学3年生を対象に、高校入試の過去問を使った模試を実施。町内の2つの中学校から4人の中学生が参加。
模試の後、学生サポーターが1対1でテストの解説を行いました。この活動には葛巻テレビも取材に訪れてくれました。

2024.04

出張カフェ

盛岡市内の児童養護施設を訪れ、中学生と一緒に勉強する「出張・宿題カフェ」を開催しています。
毎月2回、参加者と学生サポーターが1対1で宿題や受験勉強に取り組んでいます。勉強だけでなく、部活動や学校のことなども楽しそうに話しています。

2024.04

絵本の朗読会を開催しました

宿題カフェではゲストをお招きし、絵本「あらしの夜に」を朗読していただきました。絵本の雰囲気に合わせて、会場を暗くしてお話に聞き入りました。
朗読の後は、みんなでお話の続きを予想。たくさんの面白いアイデアが出ました。

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SNSでも日々の活動を掲載しています

学生も一緒に成長しています

教育や福祉の専門家を目指す学生や、子どもの貧困に関心があり何かしたいと集まってくれた学生たちが
日々子どもたちと関わってくれています。同時に彼らの成長にもつながっています。

学生の言葉

  • 「来週も来てくれる?」と参加した子に言われてとてもうれしかった。
  • 教員を目指しているが、学生の間にいろいろな環境の子どもたちに出会えてよかった。
  • 子どもたちに「楽しかった」と言ってもらえるようなさっこらにしたい。
  • この人になら、ちょっと話してみようかなと思ってもらえるようになりたい。
  • 自分で進路を決めて、その進路に進むことが決まったと聞いた時は嬉しかった。
  • 子どもたちと遊んだりお話したり、一緒に勉強に頭を悩ませたりして過ごしていくうちに、私にとってもふたばが安心する居場所になっていました。
  • レクリエーションを参加者、サポーター、チーフみんなで一丸となって楽しんでいたこと。
  • こんな人になりたい、こんなふうに人に接したいという憧れができた。
  • 信頼できる仲間がいてくれので人を頼ることができるようになった。
  • 自分が見ていないだけで、複雑な事情を抱えた子どもが身近にいることを知った。
  • 子どもの発言の背景を想像することを心がけられるようになったと感じています。
  • 自分の価値観に改めて気づき、視野を広げることができたと思う。

学生たちはサポーター研修会や
ミーティングを定期的に行い、
情報の共有とよりより活動を目指しています。

学生ミーティングの様子

会いに行きたい
子どもたちがいます。
ふたばの活動を、
一緒に支えてください。

子どもたちが
自分の可能性の芽を大切にしながら
人生を切り拓いていくためのお力添えを。
ふたばの活動に賛同と支援の
ご協力をどうぞお願いします。

ふたばの考えに賛同してくださった方がたから様々な支援をいただいています。
いただいたお金は会場費、子どもたちの体験活動費・おやつ代、サポーターの人件費・交通費として使わせていただいております。アマゾン欲しいものリストでは、学習用ノートや問題集、女性用品や靴下など直接子どもたちに届くものを寄付していただいております。また、近所の方から野菜の寄付をいただき、ご家族に届けることもあります。

支援

01

学生サポーターになって
直接サポート

学生であればどなたでも参加できます。長期休暇中のみのサポートも歓迎します。
子どもたちに勉強を教えるのはもちろん、ご飯を作ったり、本や絵画に親しんだり、
身体や健康について考える機会を子どもたちと一緒に作りませんか?

サポーターに登録する

支援

02

寄付をする

ゆうちょ振込みによる、1回ごとのご寄付です。おいくらでもお受けします。
ふたばより感謝のお手紙を送らせていただきますので、
ご面倒で恐れ入りますが、お振込後、下記のフォームよりお名前とご住所をお知らせください。

寄付お振込のお知らせフォーム

支援

03

賛助会員になる

年会費 : 個人会員/3,000円  企業会員/10,000円  いずれも何口でも可

  • ・お誕生月にふたばからバースデーカードをお送りします(希望者)。
  • ・5口以上お申し込みの方へは年度末に発行される活動報告書をお送りします。
  • ・3月末締めの年度ごとの更新です。

賛助会員申込フォーム

支援

04

アマゾンほしいものリストで、ほしい物を送る

学習会で使用する参考書、食べ物、生理用品など、その時時で必要なものをリストにしています。

アマゾンほしいものリスト

協賛企業

  • 株式会社久慈設計様
  • キウイ基金様

ご寄付をいただいた方々

  • 阿部紀子様
  • 河北印刷株式会社 様
  • 塚本泰規 様
  • 日産チェリー岩手販売株式会社 様
  • 廣田治 様
  • 有限会社福田パン 様
  • NHK文化センター盛岡の皆さま

(あいうえお順・公表を同意いただいた方のみ掲載しております)

ふたばの想い

ふたばの想いは、「岩手の子どもたちをただただ応援したい」というものです。
子どもたちがふたばの学習会に参加する理由は、経済的な制約や学習塾に通えない状況、
家族や自分の健康問題、学校に行っていないことからくる学習の遅れ、大勢の人がいる場所が苦手、
人とのコミュニケーションが難しいなどが挙げられます。
また、自宅で静かに勉強できる場所がない、住んでいる町には塾がないといった個別の事情も様々です。

ふたばのサポーターは常に、子どもたちが何に悩んでいて何を必要としているのかを考えています。
子どもたちは時間をかけて、親しくなったサポーターに徐々に悩みを打ち明けるようになります。
しかし、これは本当に少しずつの進展です。

ふたばが無料の学習会を提供している1市5町の面積を合わせると東京都の1.2倍に相当します。
駅や高速道路のない町や最寄りのバス停まで車で移動する必要があるなど、大変な労力を伴う地域ばかりです。
私たちはできる限りのサポートを提供し、全力で応援することに専念しています。

私たちだけでは全ての子どもたちの悩みに寄り添うことは難しく、全ての問題を解決することもできません。
もしもふたばの活動を支援していただけるなら、私たちは一人でも多くの子どもたちに会い、
できるだけ多くの学習会を開催し、一緒に食事を共有する機会を増やすことができます。
どうか、ただ子どもたちを応援したいと思っている私たちにご支援をお願いいたします。

代表理事

櫻 幸恵

岩手県立大学
社会福祉学部 教授

理事

加藤 美友希

事務局

理事

橋本 紀子

運営担当